玉葱(たまねぎ) | 峰シェフの健康レシピ

玉葱(たまねぎ)

たまねぎ2 たまねぎ君


たまねぎ・・・もうこの食材は無くてはならない存在です。 


味のベースです。
料理の基本です。


たまねぎだけは、キッチンにないと料理する気がなくなります。
とりあえず居なければいけない存在です。


裏と表の顔
生で食べると鮮烈な辛味を発し、加熱すればとろりとした甘味で全く別の表情を見せる食材です。


不思議な食材ですね。


それ故に多くの場面に出てきますし、どんな調理法にも合います。
かなりお世話になっております。。


ソースを作る時にもたくさん使いました。
大きい鍋に一度に20個位をスライスして入れていました。


タマネギには他の野菜と比べて多くのグルタミン酸が含まれています。


グルタミン酸は、以前出てきましたね、そうです昆布に含まれる旨味成分です。


タマネギも煮込めば煮込むほどダシのように旨味成分がでてきます。


縁の下の力持ち!


血液サラサラ野菜No.1
アリシンという言葉は大分メジャーになってきましたね。


これが、たまねぎの辛味と臭いの正体です。


硫化アリルといって、血液が固まるのを抑え、動脈硬化血栓を予防します。


また、胃の消化液の分泌を助けて食欲を増進させたり、ビタミンB1の吸収を助け新陳代謝を活発にします。


硫化アリルは、生で食べた時に効果を発揮しますが、水にさらす時間はあまり長くしないで下さい。


この他にも含硫化合物が含まれていて、中性脂肪悪玉コレステロールを減らす働きもあります。


たまねぎ1


たまねぎVS涙
泣きます。
痛いです。


アリルプロピオンアルデヒド


すばり、これが正体です。


たまねぎを切った時、切断面のミクロの世界では、細胞がつぶれると
そこから彼が空中に揮発し、それが目の粘膜を刺激します。


この物質は、水に溶けやすいので、水につけながら皮をむき、
まな板も包丁も水にぬらしてから手早く切るしかないですねー


新たまねぎは何故か美味しい
たまねぎは、春に植え付けたものを秋に、秋に植え付けたものを初夏に収穫するのが一般的です。


通常は収穫後約1ヶ月間、日陰などで風をあてて乾かしますが、収穫のはしりとなる新たまねぎはすぐ出荷するため、辛味が少なく、タマネギ独特の甘さと香りに加え、みずみずしさと柔らかさがあります。


新たまねぎの甘味やさくさく感を味わうには、やはりサラダ系の生で食べるのがいいですよね。


ビネガーやレモン汁をかけると、更に効果的な効能を得る事ができます。



栄養素
ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維、カルシウム、カリウム、マグネシウム

タマネギに含まれるオリゴ糖は低カロリーで、熱に強く、腸内の善玉菌の働きを助けます。


効能
動脈硬化、血栓、高血圧、不眠症、精神不安定、 疲労、
ガン、糖尿病、高脂血症、心臓病、脳卒中、気管支ぜんそく、


古代エジプトでニンニクと共にピラミッド建設の労働者の食料として配給されていた話は有名ですね。



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